こんににちは!
僕はヴォールト(エントリーパックTT)で半年程日本国内をキャンプして回りました。
日本広しといえど、僕ほどヴォールトで寝起きした人も中々いないでしょうか…?
買う前はアメニティードームを狙っていましたが、今ではヴォールトを買ってよかったなと思っています。
暑い日も寒い日も、海も山も川も、北は北海道、南は九州まで毎日このテントで寝起きした僕がレビューします!
今までの相棒ムーライトは手狭になった
旅の初めはモンベルのムーンライトを使ってました。
(出典:モンベル)
モンベルのムーンライトは、5年以上使ったかなりお世話になったテントです。
自転車旅行では、沖縄から北海道、オーストラリア、ハワイでもこのテントで過ごしましたし、登山では毎年ムーンライトを背負って北アルプスを登っています。
この数年、アウトドアな旅行にはいつも使っていたオールマイティなテントです。
今も特に壊れたりしてないので余裕で現役です。
僕としてはかなりオススメなテントなのです。
今までの旅行はソロか、仲間がいても一人1つテントを持っていくスタイルでした。
一人で使っている分には満足だったんですよね。
しかし、僕も結婚して今は嫁がいます。
ムーンライト2型の適応人数は1-2となっていますが、やはり二人で寝るには狭いんですよね。
二人並んで寝るといっぱいいっぱいで、荷物を置くスペースも取れません。
という事で、旅行しながらもう少し大きいテントを探していたわけです。
安い!簡単!ワンタッチテントを買ってみた!
ムーライトって、設営めちゃくちゃ簡単で早いんです。
その早さに慣れちゃうと、どうしても普通のテントは面倒そうで気が引けてました。
そこで、前から気になっていたワンタッチテントを試してみることにしました!
購入したワンタッチテントはこちら。
設営が超簡単で良かったんですが、やはり毎日使うとなると厳しいところがありました。
ライトに使う分には有りなのですが、毎日キャンプするようなガチな使い方だとちょっと…
まあ、安いですからね!
という事でワンタッチテントはお蔵入りとさせて頂き、新しいテントを探すことにしたのでした。
スノーピーク・ヴォールト(エントリーパックTT)を購入!
買うとなれば話は早く、以前から気になっていたスノーピークのテントを買おうと決めました。
スノーピークのテント欲しいな〜と思いつつも、ムーンライトで事足りていたので買う機会がなかったのですが、いよいよ買う理由が出来たわけです!
スノーピークの中でも人気で初心者にもよくオススメされているアメニティードームを買うことに決定!
スノーピーク(snow peak) テント アメニティドームM 5人用 SDE-001RH
北海道を放浪中だったので、スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドへ。
ここはスノーピークショップとキャンプ場が一緒になっているんです。
僕が行った日はちょうどイベントが行われていて、スノーピークのテントが沢山張られてました!
スタッフの方に案内してもらって、実際に張られているアメニティードームも見せてもらいました。
うん。かっこいいな。広いし。
よし!買います!
と、在庫を確認してもらうと…
まさかの在庫切れ!そこで代わりに進められたのが「ヴォールト」です。
スノーピーク(snow peak) テント&タープ エントリーパック TT SET-250
アメニティードームしか頭になかったので、即決は出来ずじっくりスタッフさんの話を聞くことに。
僕が重要視するのは、耐久性と設営の速さ。
スタッフさんいわく、タフに使えるのはアメニティードーム、設営が簡単なのはヴォールトとの事。
タフ度が落ちてもその分設営が楽になるなら良いか!って事でヴォールトを購入を決意!
せっかくなんで、「ヴォールト」とタープがセットになったエントリーパック TTを購入しました!
初めてのスノーピークのテントをGETして、スノーピークのキャンプ生活をスタートさせたのでした。
半年間ヴォールトで暮らしてみた評価
半年もの間、雨の日も風の日も、もちろん晴れの日もヴォールトで暮らして来たのでレビューしてみましょう!
広くて快適
まずは、住心地について。
最高です!
やっぱりテントは広いほうが快適ですね。
テントの中で筋トレ出来ますし、嫁さんが寝相で縦横無尽に暴れまわっても無問題。
天井は低いですが僕は気になりませんね。
ちなみに僕の身長は176cmです。
直立する事は出来ませんが特に困りません。
広い前室は使い勝手抜群
(出典:スノーピーク)
簡単な食事ならここに椅子をおいて出来ちゃいますし、釣具などの汚れたアイテムも置いておけるのでかなり使い勝手が良いです。
靴を外に脱いでも雨に濡れないのもかなり助かります。
頻繁にテントを張るので、毎回タープを張ったりとかって正直面倒なんですよね。
テントを張れば勝手に出来る前室は手軽で便利でとっても助かってます!
グランドシートは買って正解
あと、ヴォールト用のフロアマット/グランドシートのセットは、買って良かったなと思っています。
専用マットなので、ヴォールトにジャストフィットします。
テントの中が全てマットで覆われるのでかなり快適になります。
嫁さんはヴォールトにしてからは、プレゼントしたインフレターマットを使ってくれなくなっちゃいました。
さすがにマットはあった方が良いと思いますが、寝相が悪い人は多少硬くても広いマットで伸び伸び寝たほうが気持ち良いのかもしれません。笑
しかも、このフロアマットかなり丈夫です。
筋トレして限界まで追い込んだあと、ダンベルを置く時にけっこう強めにダンベルのバーの端をシートに叩きつけちゃっているんですが全く破ける気配がないです。
さすがスノーピークです。
グランドシートもサイズが合っているので使いやすいですね。
以前のテントではグランドシートは使っていなくて、特に必要と思っていませんでしたが使ってみると良いですね。
雨の日でもテントを汚れから守ってくれるので重宝しています。
夏は暑い。風通しが良くない。
夏はかなり暑かったです。
メッシュ部分が前後の2つしかなですからね。
風通しはあまりよくないですね。
この2つを全開にすれば、風向きが合えばある程度は風が通りますが外から中が丸見えですしね…
設営は少し時間がかかる
僕が重要視している設営スピードについて。
正直、ムーンライトやワンタッチテントにはかないません。
この2つは、5分〜10分くらいで設営が完了しました。
それに対してヴォールトは15分〜20分くらいかかっています。
ヴォールトはロープも張るので、合計28箇所ペグダウンする必要があります。
これに結構時間が取られてしまいます。
僕は風の弱い日などはペグの本数を減らしちゃってます。
設営時間はかかるようになりましたが、その分サイズアップしてますし丈夫なら文句はありません。
風に弱い?ポールが折れた
続いて耐久性について。
半年間色んな場所に張ってきました。
これだけ使っているので、1回だけポールが折れたことがあります。
その日は海岸のキャンプ場で、翌日に最大瞬間風速を確認すると18m。
かなりの強風ですね。
この強風の日にサイドの出入り口が開けっ放しにして外出していたら、帰ってきたらポールが折れていました。
風の強い時は全ての出入り口を閉じといた方が良さそうです。
アフターサービスに満足
ちょっとショックだったんですけど、実はポールが折れた後にスノーピークのテントを買って良かったなと思わされました。
まず、折れてもすぐに応急処置が出来るようにリペアパイプが付属しているんです。
折れたのが1箇所ならこれで一瞬で応急処置が出来ますし、しばらくは凌げます。
さらに、僕は移動生活中で特定の住居がないので郵送での修理が難しいですし、むしろ毎日使っているので1日も手放すことが出来ません。
その旨を伝えると、最寄りのスノーピークショップで当日修理をしてもらえました。
スノーピークの店舗も全国各地にあるようなので、すぐに持ち込んで修理できるのは助かりますね。
リペアキットで凌いで、近くのショップで修理するという対応が出来るので、万が一折れても安心できます!
さすがスノーピークです。
まとめ:ヴォールト(エントリーパックTT)広くて快適
半年間ヴォールトを使い続けた評価でした!
- 広くて快適
- 設営はペグダウンが多いので少し大変
- 前室が広くて使いやすい
- アメドにはタフさで負けるが、万が一折れても安心のサポート
買ってよかったな〜と毎晩テントの中で思っています。
長期のテント生活でも安心して毎日使えるヴォールト!オススメです!