フリーランスエンジニアの年収推移を大公開【現在年収1000万超】

「フリーランスエンジニアになってみたいけど、収入の面で不安…」という方も多いですよね。

そこで、この記事では「会社員時代からフリーランスとして活動している現在までの年収の推移」を公開します。

僕は会社員時代かなりの少ないお給料でしたが、フリーランスとして働いている現在は年収1,000万を超えています。

キミヒラ

フリーランス歴10年以上の経験をもとに年収の推移を公開しています。
参考になれば幸いです。

この記事はこんな方におすすめ
  • フリーランスエンジニアのリアルな年収を知りたい方
  • フリーランスになりたいけど収入面で不安な方
  • 会社員で給料が少なくて悩んでいる方
目次

【会社員時代】中抜きする会社に不満を感じる

僕はもともと会社員としてエンジニアをしていました。
2つの会社に合計6年間勤めました。

仕事は客先に常駐することがほとんどで、社内案件はほんの少ししかありません。
会社としては請負契約でしたが、仕事をしている身としては人材派遣されているのと変わらない感覚です。

手取りは20万前半。
年齢も20代前半だったので、極端に安月給というわけでもないかもしれません。

ですが、人材派遣のような働き方をしていると、会社に報酬を抜かれてるのがダイレクトに伝わります。

クライアントの支払金額 ー 会社の利益 = 給料

エンジニアの月単価って結構高いです。
安く見積もって単価が60万だったとしたら、40万抜かれて20万が僕の収入になっているようなものです。

会社が好きで自分を犠牲にしてでも貢献したいなら良いんですが、僕はやっぱり会社より自分の方が大事でした。

当時の僕にとっては月収60万なんて夢のような話です。
フリーランスになることで会社に利益を抜かれずにすむなら…と独立を決意しました。

【フリーランス初期】相場がわからず月50万

独立したものの、仕事のあてがあったわけではありませんでした。

相場のわからなかった僕が最初に受けた案件は、クラウドソーシングで見つけた時給1,200円の案件でした。

その後、以前勤めていた会社にフリーランスとして案件を紹介してくれないか聞いてみました。

金額の希望を聞かれたときは困りました。
今まで20万の給料が当たり前だったので、フリーランスでたくさん稼げるのか半信半疑だったのです。

僕は恐る恐る「50万は欲しいです…」と答えました。

すると、すんなりOKで簡単に案件が決まってしまったんです。

手取り20万から一気に50万に。

キミヒラ

当時は本当に嬉しくて、夢のようでした。

その会社の社長から、他にもフリーランスの友達がいたら紹介して欲しいとメールが来ました。
僕に案件を紹介したマージンがうまかったのだと思います。

実際に僕も嬉しかったし、会社も儲かったので良かったのですが、薄々と単価50万って安いんじゃないかと感じていました。

案件仲介の裏側を見て自分の単価を知る

当時の僕は、短期で常駐して契約終了したら海外旅行へという生活をしていました。

そんな働き方をしていると、現場から契約を延長しくれて言われる事が多々あります。
それを断ると、エンドのクライアントや間に入っている仲介会社が直接交渉してきます。

相手の交渉材料は、「今どれだけマージン抜かれているか」という点です。
「直接契約したら取り分が増えるから契約しないか?」と交渉してきます。
仲介会社やクライアントのスカウトはご法度と聞いていましたが、バレなければ関係ないという考えなのでしょう。

キミヒラ

各社のずるい部分も見えたりして、こういうのが苦手な僕は少しうんざりしました。

ただ、この交渉の中で僕の単価が明らかになったんです。
クライアントは僕に80万を支払っていて30万は間に入っていた2社に抜かれていました。

約37%のマージンを取られていたことになります。
これはかなり高いです。

エージェントを利用したほうがマージンが低く、収入が増えることがわかったので、それ以降はその会社とは関わる事をやめました。

【現在】案件掛け持ちで単価を上げていく

そのすぐ後、先の出来事で知った単価の80万ですんなりと案件を獲得できました。

現在は案件を掛け持ちしていて、1つの案件の単価があがれば、他もそれに合わせて単価を上げるようにしています。

そのようにして現在は、月単価90万まで上がりました。
年収も1,000万を超えています。

正直、ここまでは単価を上げるような努力は特にしていません。

相場を知らなかったり、質の悪い仲介会社を利用したせいで、安い収入で働いていたので、
相場を知り、良いエージェントに乗り換えるだけで、簡単に単価はあがりました。

おすすめのエージェントは下記の記事で紹介しています。

まとめ:搾取構造から抜け出すだけで収入は増える

こうして振り返ってみると、会社員の時とフリーランスの初期はかなり搾取されていたなと感じます。

搾取されていたもの
  • 「会社の搾取」から抜ける(20万→50万)
  • 「悪質な仲介会社の搾取」から抜ける(50万→80万)

1つの搾取から抜け出すだけで簡単に収入が上がっていきました。

初めてフリーランスとして50万円の案件を受けた時、僕の中で「給料20万円は普通」という考えが崩壊しました。
これは僕にとって、お金の価値観が変わる経験でした。

自分の成果を搾取されずに自分の物にできるのがフリーランスのメリットの1つです。

もし今の収入に不満を持っているなら、フリーランスになることは良い選択かもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

フリーランスになって人生の主導権を取り戻そう

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フリーランスはとても自由度が高いですが、それ相応のリスクがある生き方です。

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メリットとデメリットは下記の記事をご覧ください。

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