関数名や変数名のネーミングに意外と時間がかかっていたりしませんか?
Google翻訳使ったりしても、しっくりくる英単語が見つからなかったりします。
本来の開発に集中したいので、こんなことに時間を無駄にしたくないですよね。
その無駄を解消してくれるツールが、「codic」。
一発で変数名や関数名を自動生成してくれますし、プラグインとしてIDEに組み込めば、ブラウザを開く必要すらありません。
非常にオススメなツールなので詳しく解説していきます。
変数名・関数名を日本語から自動生成
codicは変数名を日本語で打ち込むと、自動で英語の変数名を生成してくれます。
「表示フラグ」と打ったら、「display_flag」と自動で生成してくれます。
そのまま変数名として使える形式です。
もちろん関数名も生成できます。
関数名を生成する時は、動詞と目的語を日本語で打ち込むといい感じの関数名が生成されます。
今回のケースは、「ユーザーを(目的語)」+「登録する(動詞)」で構成して、「register_user」という関数名が生成されました。
この関数名もそのまま使えます。
スネークケースやキャメルケースなど命名規則に沿った変数名に変換できる
変数名や関数名の命名規則はプロジェクトによって異なります。
キャメルケースだったりスネークケースだったり。
キャメルケース:単語の区切りを詰めて、単語の先頭を大文字にする。(例:registerUser)
スネークケース:単語の区切りをアンダースコアでつなぐ。(例:register_user)
codicはこれらの複数の命名規則に対応しています。
画面の左上のボタンをクリックすると、命名規則を選べます。
選べるタイプはこちら。
- パスカルケース
- キャメルケース
- スネークケース(小文字)
- スネークケース(大文字)
- ハイフネーショ
- 変換なし
これだけ網羅されていれば、どんなプロジェクトでも対応できそうです。
カスタマイズして省略形やプロジェクト固有の単語も登録できる
さらに、アカウント登録するとオリジナルのカスタマイズが可能になります。
例えば、codicで「削除フラグ」を変換すると「deletion_flag」となります。
もちろんこれでも良いのですが、「del_flg」とするプロジェクトも多いですよね。
プログラミングでよく使われる省略形です。
deletion → del
flag → flg
こういった省略形もログインして辞書をカスタマイズすれば自動で変換してくれます。
しかも、カスタマイズした内容は開発メンバーに共有することも可能です。
codicをプロジェクトに導入すれば命名規則を簡単に共有できるんです。
ツールで命名規則を共有できるのはかなり便利ですね!
IDEにプラグインをインストールすれば直接変換できる
さらにIDEのプラグインをインストールする事で、codicを開く事無くエディター内で変換できるようになります。
僕はPhpStormにcodicのプラグインをインストールしました。
Ctrl+Shift+D で開くポップアップに日本語を入力すると英語に変換された候補が表示されます。
もうネーミング作業に時間を取られることはありません。
多くのIDEをカバーしているのも嬉しいですね。
まとめ:ネーミングに時間をかけずに爆速プログラミング
codicは、ネーミングに時間を短縮したい全てのプログラマーにおすすめできるツールです。
英語が苦手でも、codicを使えば一瞬で変数名や関数名を生成できます。
ネーミングにかけていた時間を短縮して、本来のシステム開発作業に集中しましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。