こんにちは。キミヒラです。
僕は二日酔いが酷くて、飲んだ次のは何もできません。
仕事はおろか遊びにいくこともできないので、1日無駄になります。
二日酔いの症状は年を追うごとにひどくなり、最近は飲み会を敬遠するようになりました。
もともとお酒は好きだったんですけどね。
そんな時にTwitterで五苓散という漢方が二日酔いに効くという情報を目にしました。
試してみると、効果は抜群。
五苓散を服用したら、飲んだ次の日に普通に仕事ができるんです。
漢方ってこんなに効くんだ…
これは人生を変えるほどの大発見かもしれません。
それで漢方について知るために手にしたのが『西洋医が教える、本当は速効で治る漢方』でした。
内容は僕が求めていたそのものでした。
科学的見地からの漢方の効果についての解説から、各症状に対する漢方の処方方法まで学べます。
少しでも漢方に興味を持ったなら読んで損はない内容です。
漢方の効果を学べる
現代医学の薬は直接的です。
病原菌を直接攻撃したり、痛みを麻痺させたり。
それに対して、漢方は体のバランスを整えることで、症状を改善させます。
- 風邪をひいたら、免疫力を高めて炎症を抑えるように体に作用します。
- 青あざは、血液の循環を良くすることで腫れや内出血、痛みを解消します。
- 頭痛には、体の水分代謝をコントールすることで、脳に貯まった余分な水を排出して治します。
このように、漢方は体の機能に働きかけることで、症状を改善するんですね。
そのため、西洋医学では対処する薬が無いような症状にも、漢方で対処できたりします。
1つの漢方薬が様々症状に効く
冒頭で二日酔いに五苓散が効くとお話しました。
五苓散には水の代謝を改善する働きがあり、それが二日酔いの症状に作用しているんです。
そして五苓散は他にも、水の代謝が原因である様々な症状に効きます。
めまい、乗り物酔い、気圧変化による耳の痛み、子供の嘔吐、脳浮腫など。
漢方にはこのように守備範囲の広いものもあります。
あの有名な葛根湯もその一つです。
葛根湯って風邪だけじゃなかったんですね。
1つの漢方薬について詳しく知れるのも、この本の面白いところです。
様々な症状に対応する漢方薬を知れる
様々な症状に対する有効な漢方薬も解説されています。
「こんな症状のときはどの漢方を使えば良いの?」という時に、逆引き辞典のようにも利用できる本なのです。
特に風邪の症状については、症状別に詳細に最適な漢方が紹介されています。
実は風邪ならなんでも葛根湯じゃないんですよ。
また、一通りこの本を読むと「この漢方良さそうだな」なんてものも見つかります。
僕の場合は、
- 小青竜湯→花粉症・アレルギー性鼻炎
- 補中益気湯→滋養強壮
- 八味地黄丸→老化防止
あたりは実際に服用してみたいと思いました。
この本を読めば自分にあった漢方薬が見つかるかもしれません。
まとめ:『西洋医が教える、本当は速効で治る漢方』は速攻活かせる実用書
今まであまり漢方に興味なかったのですが、知ってみると漢方の使い所の多さに驚かされます。
五苓散はもう手放せないレベルです。
知らないだけで損していることってありますよね。
漢方もそのひとつです。
『西洋医が教える、本当は速効で治る漢方』の内容は、すぐに生活に活かせます。
漢方の知識を身に着けて、生活の質を改善しましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。