フリーランスエンジニアが離島で田舎暮らしてみた

田舎暮らしって憧れますよね。

僕は特に、綺麗な海に囲まれた離島で暮らすのが夢でした。

その夢がフリーランスになり叶いました。
何かと融通が利くようになったので、夫婦と猫2匹で離島へお引越し。

『田舎暮らしは甘くない』みなたいな話は良く聞くので、引っ越し前は何かと不安もありましたが、やってみると思っていたほど問題はありませんでした。

日々を自然と優しい人たちに囲まれて、マイペースな生活ができました。

家庭の事情で1年ちょっとで地元に戻ることになってしまったのですが、個人的にはそのまま定住したかったくらいです。

田舎、特に離島への移住を考えているフリーランスの方の不安を少しでも解消できればと、僕の移住体験を記事にしました。

目次

リモートワークで田舎でも離島でも仕事にこまらない

リモートで仕事しているので、離島へ行っても仕事の内容は変わりません。
もちろん収入も同じです。

これって、かなりのメリットです。

周りの移住者をみると、給料や職場の人間関係で悩んでいる人も多いようです。

リモートの仕事を持ち込んでの移住だと、このような悩みとは無縁です。

リモートワークが一般的になってきて、移住には良い時代になりましたね。

人間関係のトラブルもなくマイペースに暮らせた

多くの人が一番不安に思うのが、田舎で人間関係なのではないでしょうか?

田舎って、地域のコミュニティーが強くて、そこに馴染めなければやっていけないようなイメージありませんか?

実際やってみると、人間関係で悩むことはありませんでした。

環境に恵まれた部分もあると思いますが、リモートで仕事ができるのも大きかったと思います。

自分で仕事して稼げるので、現地の会社やコミュニティーに依存する必要がありません。

だから、面倒な人とは距離をおいて、好きな人とのみ関係をもつことで、快適な人間関係を保つことができました。

移住して久しぶりに新しい友達ができた

移住して数年ぶりに新しい友達ができました。

僕は大人になってから、あまり友達が増えてません。

あまり社交的にな方でもないし、子供のころからの友達とよく遊ぶので、大人になってから親しくなる人ってあまりいなかったんです。

なので、離島でも積極的に人と関わろうとも思っていませんでした。

新しく友達作るとか、ちょっと僕にはハードルが高いなと…

そんな僕でも、移住したら自然と友達ができました。

今では遊びのお誘いが地元にいる時より多いほどです。

地元だと、それぞれの仕事もあるし、住む場所も離れたりであまり頻繁に集まれませんからね。

それが離島だと、みんなの家の距離が近いので、気軽に飲みに行ったり出来るんです。

なぜ、僕みたいな数年も友達が増えていない人間が、移住先では自然と友達ができるのか。

まず、移住者同士は繋がりやすいという事があります。

大抵の移住者は、慣れない土地に単身でやってきて寂しさを感じているので人との繋がりを欲していますし、ベテランの移住者も新規の移住者の気持ちをわかってくれるので、新規の移住者に親身になってくれたりします。

あとは、都会じゃ考えられないくらい、地元の優しい人もいます。

何か裏があるのでは思うほど親切にしてもらったのですが、最後までただただいい人達でした。

日本一周した時に出会った人達もそうですが、普段気付かないだけで、良い人って世の中にいっぱいいるんですよね。

不思議ですが、移住したり旅したりすると、そういう人たちとも繋がりやすい気がします。

新しい人との繋がりができるのも、田舎移住の良いところですね。

交通の便も思ったより悪くない

離島ってわりと交通の便も悪くないかなと思っています。

空港や港へ車で10分とかでアクセスできてしまうんです。

地元にいた時は、空港まで1時間程かかりました。

車で行くと空港の駐車場の料金も高いし、電車は荷物を運ぶのが面倒で、空港に行くまでで疲れてしまうくらいです。

それが島にいると、サクッと空港にいけちゃいます。

そこから主要な空港に乗り継がないと目的地にはいけませんが、空港へのアクセスの良さを考えると、むしろ楽かもと思ったりします。

あらゆるものが凝縮されている島ならではのメリットです。

友達が遊びに来た時なんかも、空港まですぐに迎えに行けちゃえます。

ネット回線も仕事に支障なし

僕の住んでいるエリアは光回線が繋がります。

夜間になると多少混み合って、動画は画質が荒くなったりしますが、仕事をする分には全然支障がないですね。

ネットが安定している事は仕事柄、最重要なのですがこれもクリアです。

娯楽が少ないので支出は減る

僕が住んでいたのは、離島なので、ガソリンなんかは本土よりも高いです。

本土から輸送されてくる商品も、送料が乗る分高かったりします。

家賃などは安くなったものもありますが、生活費全体で考えると安くなったかどうか微妙なところです。

ただ、遊びに使うお金が圧倒的に減りました。

娯楽が全然ないし、お酒を飲んでも居酒屋とスナックにはしごするくらいで、都会で遊ぶほどのお金はかかりません。

娯楽が少ないですが、そのぶん自然が豊かなのでお金のかからない遊びを楽しめます。

無駄遣いできない環境なので、浪費家の方は移住したらお金が溜まると思います。

虫のトラブルも大したことなかった

古い家に住むとなると虫の心配もありますよね。

『虫は友達だと思え』なんて言いますが、僕は絶対無理です。

そんな僕ですが、離島では築年数不明のそこそこ古い一軒家を借りてました。

イメージとしては、昔ながらのおばあちゃんちという感じです。

縁側があって、襖があって、全部和室で風呂は銀色、みたいな。

内見に行ったときにGの死骸を見て『無理!』って思ったのですが、嫁さんが気に入ったのでこの家に住むことに。

ただ、どうしても虫と暮らすのは嫌だったので、出来る限りの対策をしました。

引越し前にバルサンを炊き、ブラックキャップを配置、怪しい隙間は埋めました。

すると、思ったよりは虫が出現する事はありませんでした。

最盛期で月に1〜2匹Gが出現する程度。

このくらいならなんとか我慢できるかな…

まとめ:心配しすぎず田舎暮らしにトライしてみよう

離島に移住する前は、なにかと不安が多かったですが、やってみると、ほとんどの心配は杞憂に終わりました。

もちろん多少不便だったりする所はありますが、メリットの方が上回りますね。

離島に移住するっていうと、周りから大変だよ〜と言われたり、移住して苦労した人のブログを見たりして不安になる事もあると思います。

もし、僕のようなリモートワーカーでしたら、その土地が合わなければ場所を変えれば良いだけです。

この記事を読んで、少しでも田舎暮らしの不安を解消して頂けたのなら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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