本当に自由なのか?フリーランスエンジニアの実際

「フリーランスエンジニアって本当に自由なの?」

こんな疑問を持つのも当然で、ひとくちにフリーランスといっても自由度はそれぞれなのです。
「全然自由じゃないよ」という人もいれば、逆に「自由なフリーランス最高です!」という人もいるわけで。

「働き方」の違いや「自由」の定義によって見え方は大きく変わります。

この記事では、「自由」と「働き方」の分類を整理して、「フリーランスは自由なのか」を明らかにしていこうと思います。

この記事はこんな方におすすめ
  • 自由なフリーランスになりたい方
  • フリーランスの現実を知りたい方
キミヒラ

10年以上のフリーランスエンジニアの経験から、フリーランスの自由について解説します。

目次

フリーランスは「働き方」によって自由度が違う

フリーランスの「働き方」にはいくつか種類があります。

この記事では、3つの「働き方」に分類します。

フリーランスの働き方
  • 常駐タイプ
  • リモートタイプ(時間制約あり
  • リモートタイプ(時間制約なし

「自由」についても3種類に分類します。

自由の種類
  • 場所の自由
  • 時間の自由
  • 選択の自由(金額、業務内容)

「働き方」によって得られる「自由」が異なってきます。

それを簡単にまとめた表がこちらになります。

スクロールできます
常駐タイプリモートタイプ
時間制約あり
リモートタイプ
時間制約なし
自由度
難易度
場所の自由
時間の自由
選択の自由

「常駐タイプ」と「リモートタイプ(時間制約なし)」では自由度は大きく違います。

それでは各タイプを詳しく解説していきます。

常駐タイプの働き方

「常駐タイプ」は、クライアント先に出勤する働き方です。

最も簡単に実現できる働き方で、会社員としてエンジニア経験のある人であれば「常駐タイプ」のフリーランスになるのは難しくありません。

その一方で、毎日出社する必要があるので、会社員とあまり変わらないと感じるかもしれません。

とはいえ、実際は会社員より自由です。

まず仕事の内容や金額を自分で選べるのは大きなメリットです。

また、週2、3の案件もあるので、会社員より柔軟な働き方を選ぶことが可能になります。

案件の合間に長期の休暇を取得できるのも、フリーランスならではです。

キミヒラ

僕は「常駐タイプ」のフリーランスだった頃に、長期休暇を利用して憧れだった長期の海外旅行や語学留学をしていました。

場所の自由・クライアント先へ出社可能な範囲にとどまる必要がある
時間の自由・クライアント先の勤怠ルールに合わせるのが一般的
・週2、3の案件を選ぶこともできる
・案件を受けていない間は、長期休暇を取れる
選択の自由・仕事の内容も金額も自分で選べる
常駐タイプの働き方

リモートタイプ(時間制約あり)の働き方

基本的には「常駐タイプ」と同じですが、リモートワークである点が大きな違いです。

コロナの影響もあり、最近はフルリモートの案件も増えました。

出勤は不要ですがクライアント先に就労時間は決められてしまいます。
平日の就労時間は基本的に作業していなければいけません。

常駐型が出社しなくて良くなっただけのようですが、リモートワークになることで場所の自由を得られることが大きなメリットです。

キミヒラ

「リモートタイプ(時間制約あり)」なら田舎や海外への移住もできます。

場所の自由・出社の必要がないので住む場所は自由
時間の自由・クライアント先の勤怠ルールに合わせるのが一般的
・週2、3の案件を選ぶこともできる
・案件を受けていない間は、長期の休みなどは取れる
選択の自由・仕事の内容も金額も自分で選べる
リモートタイプ(時間制約あり)の働き方

リモートタイプ(時間制約なし)の働き方

「納期までに仕事を終わらせればOK」というのがこのタイプです。

いつ・どこで仕事していても納期さえ守れば問題なしです。
しいていうなら、オンラインミーティングなどで時間の縛りを感じるくらいです。

この働き方の自由度はかなり高く、受ける恩恵は多岐に渡ります。

参考までに僕が感じているメリットを挙げてみます。

  • 仕事の合間に気分転換(ジムや散歩)できる
  • そのため、生産性があがる
  • 旅行しながらも仕事ができる
  • プライベート優先でスケジュールを組める
  • 案件掛け持ちも容易

本当に自由と言えるのはこのタイプかもしれません。

納期までに仕事を終わらせる技術とタスク管理の能力は必須です。

キミヒラ

現在の僕はこのタイプ。
仕事に縛られない充実した生活を送れています。

場所の自由・出社の必要がないので住む場所は自由
・勤務時間の制約がないので時差のある海外で働くことも
時間の自由・時間制約はうけない
選択の自由・仕事の内容も金額も自分で選べる
リモートタイプ(時間制約なし)の働き方

まとめ:フリーランスになって自由を目指す

ひとくちにフリーランスといっても、自由のレベルは様々です。

「全てのフリーランスが同じように自由というわけではない」という現実は、フリーランスを目指すうえで知っておいた方が良いでしょう。

スクロールできます
常駐タイプリモートタイプ
時間制約あり
リモートタイプ
時間制約なし
自由度
難易度
場所の自由
時間の自由
選択の自由

「リモートタイプ(時間制約なし)」を目指すとしたら、それなりのスキルが必要になってきます。

とはいっても、ひと昔前に比べてリモートワークが広く普及したので、フリーランスが自由になる難易度はぐっと下がった印象です。

「フリーランスで自由になれる」というのは紛れもない事実です。

この記事が、自由なフリーランスを目指す方の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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